注文住宅の打ち合わせの流れと気を付けるポイント

お家の建てることは人生の最も大きな買い物の一つです。建てた家がこれから先家族の実家となっていくので、後悔だけはしたくありません。
なので、住宅をいざ建築するとなるとお家を建てる会社との綿密な打ち合わせは欠かせません。


ですが、打ち合わせの時に意見の食い違いやコミュニケーション不足というのはあります。今回は、打ち合わせの注意点について詳しく説明していきます。

  1. どの担当がお家の建築に関わっていくのか知ろう
  2. 打ち合わせの回数が何回あるのか
  3. 仕上げ材のサンプルチェック
  4. アドバイスや提案は具体的か
  5. 疑問に思ったことはその場で解決しよう
  6. こだわりのポイントを優先順位をつけて
  7. 予算の上限は決まっているのか
  8. 予期せぬ追加費用はないのか
  9. まとめ

この記事を読んで、理想の注文住宅を手に入れる方法を知ろう!

1.どの担当がお家づくりに関わっていくのか知ろう

どの担当がお家づくりに関わるか知っておくことは非常に大事です。
実は、夢や希望を話していた人が打ち合わせには全然顔を出さずに何回も自分のイメージを話さないといけなくっては、打ち合わせに疲れてしまいます。ですので、お家の打ち合わせの人にしっかり夢や希望を伝えられるようにどの担当がメインで打ち合わせをしてくるかを知ろう!

1-1.営業のパターン

打ち合わせを営業が行うパターンです。最初からの付き合いで希望を分かってくれている.
もし、営業の方が最初から最後まで担当してくれる場合だと、お客様とのコミュニケーションをとる機会がほかのパターンと比べて一番多くなります。また、契約をしている場合、お客様のご要望が理解しているから契約になっているので、あとはお客様の理想をどうやって叶えるのかという打ち合わせになるので、打ち合わせがすごいスムーズに進みます。

1-2.売れている営業にはちょとだけ注意

営業職が打ち合わせをしているとよいことだらけに聞こえますが、デメリットももちろんあります。それは、できる営業だった場合、毎月成約をねらって動いているので、時間があまりとれないか可能性があるということです。打ち合わせの時間を減らしたいという営業の思いを理解した上で、平日打ち合わせをしたり、営業の都合に合わせた打ち合わせスケジュールにすることで納得した打ち合わせにすることができます。

1-3.建築や費用に関して知識を持っていないかもしれない

デメリットのパート2です。それは、営業が建築の知識をそこまで持っていない場合、打ち合わせがスムーズにいかない可能性があります。営業職は、会社に対しての利益を上げるという職種になるので、建築に対して深い知識を持っていなくとも問題なく仕事ができますす。もし、営業が知識を持っていない場合には、その会社工事担当の人で建築の知識を持っていて、費用感を分かっている人に一緒に打ち合わせをしてもうらう事によって無駄な打ち合わせを減らしていけます。

2.打ち合わせ回数が何回あるのか

打ち合わせを何回でもどうぞという会社は実は少ないです。打ち合わせ回数を減らした方が、会社に利益になるからです。ですが、一生に一度の注文住宅で後悔はしたくありません。そこでその会社がどれくらいの打ち合わせ回数をしてくれるのかを知っておくことは非常に大事です。

2-1.平均的には10回以内

打ち合わせにも種類があります。間取りの打ち合わせ、設備の打ち合わせ、仕上げ材の打ち合わせ。様々な打ち合わせがありますが、1軒のお家を建てるのにされている打ち合わせ回数は平均10回以内です。もし、10回では到底足りなさそうだと思ったのであれば、気持ちよく気のすむまで打ち合わせをしてくれる会社を探してみるのも良いですね。

2-2.順序だっているのか

打ち合わせを行う時に、無駄な打ち合わせをしたくはありません。費用が決まっていないのに、間取りや仕上げ材の打ち合わせを行ってしまえば、費用オーバーになったときに打ち合わせがすべて無駄になってしまいますよね。なので、順序だてて打ち合わせをすることは非常に大事です。

3.仕上げ材のサンプルチェック

クロスやフローリングが思っていたものと違ったというのはよく聞く話です。このトラブルをなくし、後悔のない家づくりをしようと思うとサンプルを確認することは大事です。サンプルを確認することにより、少しでもイメージと違うということが起りづらくなります。

3-1.ショールームに行く

仕上げ材のサンプルをチェックすることは、非常に大事ですが、大きさは決まっているので、イメージがしにくいかもしれません。もし、可能であれば一度ショールームに行きましょう。見たいものがすべて置いているとは限らないですが、実際の設置したイメージや、色や柄の確認がより実物に近い形で見ることができます。

3-2.パースを確認する

イメージと違うということをなくそうと思うと、3Dパースを確認するのも有効な手段です。画面のなかではありますが、実際にお家がどのような形になるかということもわかりますし、イメージもしやすいです。ですが、会社によっては、3Dパースを制作していなかったり、設計が終わってからというケースもあります。もし、3Dパースを作れる会社であれば依頼してみるのがいかがでしょうか。

3-3.間取りや照明、他の仕上げ材に影響を受けることを理解しよう

クロスの色やフローリングのイメージが思っていたのと違うということがあるのは、間取や照明、他の仕上げ材に影響を受けることがあるからです。一番有名なものでいうと、クロスの色味です。室内の光の当たりかたは、床面が一番光が良く当たり、天井が一番影ができ暗くなります。また、壁は少し影を帯びるような形になるので、この原則を理解していないとイメージと違うという事が起こります。他にも他の色との対比で違うように見えたり、人間の視覚や感覚は曖昧な部分があるので、よく気を付けなければなりません。

4.アドバイスや提案は的確か

やはり、一番気になるのは建築を行う会社が的確な提案や自分の気持ちを分かってくれるかという事だと思います。一生に一度のお買い物で担当者との相性が合わずに納得のいかないお家は作りたくありません。

4-1.ただし相性はあります

ただ、そうは言っても、会社のカラーや担当の想いとうのもありますので、一概にどういった提案が良くて、どういった提案が悪いのかは判断できません。もし、すごく自分と相性の合う担当だったり会社であれば凄く幸運な事だと思います。

4-2.アドバイスや提案が誰目線なのか

そこで、そういった幸運なことが中々起こらないのであれば、その会社がどういった目線に立って自分達の希望を叶えようとしてくれているのか、見極めてはいかがでしょうか。
一生に一度の買い物であれば、接客をしてくれる人がお客様目線で対応をしてくれる方がいいですよね?ノルマに追われていてとりあえず契約や、なんでも否定から入ってくる人であれば、いったん冷静になって考えなおしてみてはいかがでしょうか。

5.疑問に思った事はその場で解決しよう

打ち合わせの際に疑問に思った事はその場で質問するようにしましょう。なぜなら、建築がこうなるなんて聞いていないというトラブルが多いことが非常に多いからです。ですが、打ち合わせ時に議事録が作成されていれば、建築会社がきちんと説明されていた事は証明されてしまいますし、何より折角のお家づくりにしこりを残したくありません。

5-1.質問をすることは悪い事ではない

分からない事を質問するのは、悪い事ではありません。良いお家づくりには建築主の努力や理解というのも必要になるからです。分からないことは質問してしっかり勉強して良いお家を作っていけるように頑張りましょう。ただ、ネットで得た知識で、質問という形で建築会社に詰め寄ったり、攻撃的になるのはやめましょう。良いお家を作るには、建築主と建築会社の信頼関係が重要です。もし、気になることがあれば、建築会社の考えを聞き、その考えが納得できない時は、素直に伝えてみましょう。そして、お互いの納得できる方法を一緒に探していくのが、良い形に向かっていくのだと思います。ただし、建築会社が頑固おやじのようになっている場合は、一度冷静になってみましょう。

6.こだわりのポイントに優先順位をつけて

マイホームの打ち合わせをしていると、色々なことがしたくなります。ショールームにいって素敵な設備があれば採用したくなりますし、何十万円という金額が小さく見えることがあります。そこで、優先順位をつけて本当に叶えたい事を実現しましょう。

6-1.これからの暮らしで何が大事か考える

では、その優先順位をなにで付けたら良いのか。それをこれからの暮らしで大事にしたい事をイメージするのが大事だと思います。凄くおしゃれな家になったけど、お手入れが大変でとうのはよく聞く話です。もちろん、おしゃれな家に住んで、毎日楽しく家事をしたり、食事したいという方もいらっしゃると思います。なので、家族にとってどういった家が将来のことも考えて優先順位をつけると、途中で住むのが嫌になることもないと思います。

7.予算の上限を決まっているのか

予算の上限はやりたいことも含めて、建築会社と相談をしてある程度の上限を決めておいた方が良いと思います。もし予算の上限が決まっていなかったら、思ってたよりお家が高くなってしまったりします。そして、建築会社が予算の上限を共有することによって、常に費用の事考えながら打ち合わせに望むことができます。

7-1.ただ必ずしも予算に縛られる必要はない

ただ、予算に常に縛られる必要はありません。やりたい事があれば事があれば、予算オーバーしてもやってみても良いと思います。お家の建築には、費用の話が欠かせないです。なので常に予算の事は頭の隅に置きつつ、打ち合わせを行ってください。

8.追加費用は都度見積もりをもらおう

通常、お家の建築にあたり、追加費用があればその都度いくらくらいの追加費用が掛かってくるのかとうのは、建築会社からの提案があると思います。しかし、世の中には工事が終わってから追加費用の請求をいきなりしてくる建築会社があることを知っておかなければいけません。そうしたトラブルに巻き込まれないように、何か追加で工事を行う時には、その都度見積もりをもらう事で、トラブルを回避できます。

8-1.一式見積もりには注意しよう

そして、もう一つ気を付けたいのが一式の見積もり書です。追加費用の見積もりが来たと思ったら内容が一式という表記になっていて、どういう工事や設備が行われるか分からない。この状態で、工事を進めてしまっては、トラブルになる事は必至です。どのような工事になるかは必ず確認してから工事を行うようにしましょう。

9.まとめ

いかがでしたか?打ち合わせで気を付けることは、たくさんあります。
ですが、建築会社としっかり協力体制を気付ければ、素晴らしいマイホームを建築することができます。皆様のマイホーム生活が良いものになりますように!

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